三菱自動車は15日、国内の車体工場の一時稼働休止措置を延長すると発表した。対象は水島製作所の軽自動車・登録車ライン、岡崎製作所、パジェロ製造で、今回の措置による減産台数は計7千台。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うサプライチェーンへの影響や自動車市場の需要状況から追加の生産調整を行う。

 水島製作所第1組立ライン(軽自動車)は5月20日まで、同第2組立ライン(登録車)は21日まで、岡崎製作所組立ラインは22日まで、パジェロ製造組立ラインは25日までそれぞれ生産を一時休止する。水島製作所第2組立ラインは22日から、岡崎製作所は25日から昼勤のみ稼働を予定する。

 減産台数の内訳は、水島製作所の軽自動車ライン2600台、登録車ライン1500台、岡崎製作所1800台、パジェロ製造1100台。