埼工大の自動運転バス。19年度には「レベル3」(条件付自動運転)での走行距離が652㌔㍍、体験試乗者数が2400人を超えるなど、広報活動に力を発揮

自動運転車の公道実証実験を展開する埼玉工業大学(埼工大、内山俊一学長、埼玉県深谷市)の広報戦略が、入学志願者の拡大や知名度向上で成果を上げている。2020年度(20年4月入学)の志願者数は、自動運転の実験開始直後の18年度に対し2倍強の3200人超となり、注目の高まりが示された。広報戦略は内山学長が自ら主導。数ある研究テーマの中から「まずは社会的…