岡崎市へのフェイスシールドの寄贈

 三菱自動車は27日、岡崎製作所(愛知県岡崎市)などで生産したフェイスシールドの寄贈を開始したと発表した。約1500枚のペースで生産を開始しており、各生産拠点に近い自治体や病院を中心に寄贈する。今後、生産枚数を増強するとともに、マスクなど感染防止製品の生産も検討する。

 岡崎市やパジェロ製造(岐阜県坂祝町)がある岐阜県の病院に提供した。また、水島製作所(岡山県倉敷市)のある岡山県内などでも寄贈を計画している。

 フェイスシールドは、3Dプリンターで作ったフレームにシールドを組み付けて生産する。自動車の開発や生産で培ったノウハウや設備を活用し、感染拡大の防止につなげる。