名古屋工場

 住友ゴム工業は24日、新型コロナウイルスによる需要の減少を受け、国内でタイヤを生産する全4工場を、4月下旬から5月上旬にかけて稼働を休止すると発表した。

 休止するタイヤ工場は、名古屋工場(愛知県豊田市)、白河工場(福島県白河市)、泉大津工場(大阪府泉大津市)、宮崎工場(宮崎県都城市)で、期間は4月27日から5月10日まで。当初予定していた一斉休日の5月2~5日に重ねる形で稼働を止める。同社は、グローバルで生産するタイヤの4割を今回停止する国内4工場で生産している。

 タイヤ以外にもゴルフボールを生産する工場の稼働停止も合わせて発表しており、計5拠点で生産調整を行う。