日銀が9日まとめた3月の地域経済報告(さくらリポート)では、約11年ぶりに全国9地域で景気判断が一斉に下方修正された。特に個人消費は全地域で引き下げられ、乗用車販売も「弱い動き」(四国)、「落ち込んでいる」(東海)などの報告が相次いだ。政府による緊急事態宣言の発令を踏まえ、対象地域では来店客数の減少や営業時間の短縮などが見込まれ、新車販売も苦戦を…