ヤマハ発動機は9日、5月に本社工場(静岡県磐田市)など国内二輪車関連の全6工場で生産調整を行うと発表した。5月1~19日までの全稼働日のうち、大型連休や土日を除く8日間で操業を停止する。新型コロナウイルスの感染拡大で、海外から調達する生産部品の納入に影響が出ていることや欧米を中心に需要が縮小していることに対応する。

 対象は静岡県に展開する磐田本社工場、磐田南工場(磐田市)、浜北工場(浜松市浜北区)、中瀬工場(同)、袋井工場(袋井市)、森町工場(森町)。

 あわせて、袋井市と熊本県八代市にある船外機関連の生産拠点についても、5月1~31日のうち16日間の操業を停止する。