オートアフターマーケット連絡協議会(会長=磯部君男、BSサミット事業協同組合理事長)は31日、「クルマ屋さんが選ぶ いいクルマアワード2020」を発表した。「コスパ」「トラブルレス」「リセールバリュー」の3部門で高いポイントを獲得したトヨタ自動車「プリウス」が、3年連続で大賞を獲得した。また、特別賞にホンダ「N―BOX」が選ばれた。大賞獲得についてトヨタMS製品企画ZF・菅野伸介氏は「アフターマーケットのプロに選んでいただけたのは『プリウスの真の価値』を評価していただいた証」と述べた。

 いいクルマアワードは、自動車の整備や販売・買取りなどに携わるアフターマーケット事業者の視点で「いいクルマ」を選び、表彰している。アフターマーケット事業者の視点が一般ユーザーには興味深く、参考になるとして、2017年から取り組んでおり、今回が4回目。昨年12月から今年3月に行ったアンケートによる総有効回答数3752件の調査結果に基づいて大賞などを選考した。

 プリウスはコスパ、トラブルレス、リセールバリューなどで高いポイントを獲得し、幅広い支持を得たことが大賞受賞につながった。また、N―BOXはアフターマーケット事業者の「実際に乗りたい」「周囲に安心して薦められる」といった評価が高く、特別賞を受賞した。