トーヨータイヤは新型コロナウイルスの影響を受け、3~9日まで仙台工場(宮城県岩沼市)の稼働を休止すると発表した。早期に工場を一時休止して従業員の感染リスクを低減し、今後の製品供給を維持する。休止期間分の在庫は確保済みで、10日からは通常どおり稼働を再開する。

 同工場で生産するタイヤのうち8割は輸出向けで、欧州と北米が中心となっている。製品はSUVやピックアップトラックなど大口径タイヤが多い。

 同社では、現時点で活動制限が出ているマレーシアの生産拠点を停止している。