スバルは26日、操業停止している米国工場の停止期間を当初予定の29日から4月6日まで延長すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、米インディアナ州政府が外出禁止令を発令したため。操業停止による生産減は1日当たり約1700台を見込む。

 米国生産拠点であるスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)では3月23日から稼働を停止している。4月6日まで停止期間を延長することで、計11日間稼働を停止することになる。操業停止期間中も従業員約6300人の給与は全額支給する。

 SIAおよび米国内のスバル子会社や事業所において新型コロナウイルス感染者は確認されていないという。