独自動車工業会(VDA)は3日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)を2021年からミュンヘンで開催すると発表した。開催地を巡りベルリンやハンブルクなども計画を提案していたが、交通インフラやイベント会場などの条件からミュンヘンを選んだ。開催地が変わるのは70年ぶり。

 IAAは1951年からフランクフルトで開催している世界最大級のモーターショー。ただ、最近は来場者数や出展社数が減少傾向にあり、内容や立地などを見直す必要があった。

 VDAは、IAAが今後、自動車からモビリティプラットフォームへと進化すると表明。自動車の魅力に加え、スマートシティに関するコンテンツなども盛り込む方針。