本田技術研究所は四輪開発事業をホンダ本体に移管することで、先進技術の研究開発に専念することになる。電動化や自動化といった次世代技術の開発競争が激しくなる中で、先進分野の研究と商品の開発という性格が異なるものを担当する研究所の負担は増えている。四輪開発のホンダへの統合は、研究所の強化と表裏の関係にある。ホンダはこれまで、営業(S)、生産(E)、開発…