国内初投入のEVは東京五輪後に販売開始の見込み

 グループPSAジャパン(アンジェロ・シモーネ社長、東京都目黒区)は18日、日本市場に再参入する「オペル」ブランドの販売戦略を発表した。2021年後半をめどに、東京や大阪など主要都市に営業拠点をオープン。小型車「コルサ(欧州名)」など3車種を国内発売する。電動車も同時に投入する計画。同社では23年をめどに、人口面積比で輸入車市場の80%をカバーできる拠点網を整備する方針で、今後も投資を拡大していく考えだ。

 初年度に導入するモデルはコルサのほか、ミニバン「コンボライフ」とCセグメントのSUV「グランドランドX」となる見込み。内燃機関車だけでなく、コルサには電気自動車(EV)を、グランドランドXにはプラグインハイブリッド車(PHV)も用意する計画。このモデル以外にも順次、商品ラインアップを増やしていく考えだ。また、コルサは日本で別の車名を用意して販売するという。

 日本のユーザー向けに、早期にオペルブランドのウェブサイトも立ち上げるなど情報発信を強化していく。また、現在、国内に4千台程度オペル車の保有があるが、将来的にはこうしたユーザーへのアフター対応も検討していく考えだ。

 グループPSAジャパンは現在、国内に「プジョー」と「シトロエン」、「DSオートモビル」の3ブランドを展開している。19年の新車販売台数は1万5586台で、DS導入前の14年比でほぼ倍増を実現している。今後、新たにオペルブランドが加わることで、日本市場における更なるボリューム拡大にも弾みがつきそうだ。