国内タイヤメーカー4社の2020年12月期連結業績は、営業利益が全社増益となる見通しだ。新車用タイヤは新車販売が振るわない影響を受けるが、市販用タイヤの販売本数は増加する見込み。高付加価値タイヤの拡販で価格が改善するほか、原材料価格の下落が利益を下支えする。ただ、いずれも新型コロナウイルスの感染拡大の影響は織り込んでいない。ブリヂストンは、20年…