トヨタ自動車は2月13日、2020年4月1日からレンタカーサービスのクラス体系と料金を見直すと発表した。消費者の意識が「保有」から「利用」にシフトする中、レンタカー/カーシェア市場が拡大しているのに対応、利用しやすい制度に改定する。

「P1」、「HV1」など、従来記号で表記していたクラス名称を「エコノミー」、「スタンダード」などに変更する。別のクラスとしていた「ハイブリッド車」と「乗用車」を統合、クラス体系をこれまでの9クラスから5クラスに再編する。これによって従来「基本料金(12時間)」が6000円だった「ルーミー」や「タンク」などは5000円に値下げする。

1クラスあたりの保有台数を増やして、車両不足による利用機会の損失をなくす。スポーツクラスはスペシャリティクラスに再定義、スポーティーさに加え、特別感を楽しめるクラス「SP1/SP2」を新設、「86」や燃料電池車「MIRAI」を設定する。

ワゴン・SUV・乗用車などの車両カテゴリーや、法人会員などの会員登録状況に応じて異なっていた車種指定オプション料金を1100円(税込)に統一する。