KYBが生産体制の最適化を急いでいる。電動パワーステアリング(EPS)の不採算機種からの撤退や需要が減少する油圧ポンプの生産体制の見直しなどを決めた。同社は2018年に発覚した免震・制振装置の不適切問題からの立て直しを図っている。一連の再編は不適切問題以前から進めていたが、意識改革でそのスピードを早めている。同社は、18年に公表した建築物向け免震…