第三者認証機関のテュフ ラインランド ジャパンは、ネッツトヨタ富山の本社工場に対して2つの認証を同時発行したと発表した。

認証を発行したのはテュフ ラインランド鈑金塗装工場認証で最高水準のカテゴリー「プラチナ認証」と、クラシックカーガレージ認証。鈑金塗装工場に関する2種類の認証を同時発行するのは 国内で初めて。

プラチナ認証は大型ボディサイズも含めたハイエンドな欧州車の車体修理を想定して構築されたもので、 アルミの適切な作業環境、水性塗料の使用、 詳細な品質管理体制などが認証条件に含まれている。ラシックカーガレージ認証は クラシックカーの修理・整備などを行う工場に対する認証で、修理・整備の技術、品質、機器・設備に加え、工場の運営・管理、 法令遵守、顧客対応など、各基準に基づいて監査する。

テュフでは、今回の認証についてクラシックカーのレストアから 急激に進化する自動車の車体修理まで幅広く対応ができるという工場の価値を高く評価するものとしている。

ネッツ富山では、車好きの顧客が集える場を創出したいとの想いから、2018年2月に「GRガレージ」をレストアピットとともにオープンした。また、水性塗料での施工品質向上に独自の設備に投資して技術を磨いて、 先進自動車に対応してきたとしている。ネッツ富山の笹山泰治社長は「テュフから2つの認証を経て、すべての顧客の期待に応えられるサービスを提供していく」としている。