ニューロのR2

米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は2月6日、自動運転配送車を開発するスタートアップのNuro(ニューロ)が申請していた低速電動自動運転車「R2」が公道を走行するための車両の要件を免除すると発表した。認可を受けてR2は、ミラーや、フロントガラスなしで公道を走行できる。

R2は低速の自動運転配送車両で、ドライバーが無人で走行することを想定している。今回のR2の公道走行の認可は2年間で、上限5000台。

ニューロはR2を使ってレストランの食事や食料品のデリバリーサービスを展開する予定。NHTSAはドライバーが無人のR2に車両の要件を除外し、ミラーなどを装備しなくても安全性は低下しないと判断した。ただ、実証実験をモニターし、自動運転のテストと実用化を支援する。

ニューロにはソフトバンクグループが運営するファンドも出資している。