もともと鍋など調理器具メーカーだったが、昭和30年代からマツダの「キャロル」に部品供給したのを皮切りに自動車産業に本格参入した。25年前に「アメーバ経営方式」に転換し、ホンダ向けやトヨタ自動車向けなど他販を増やし始めた。これにより、マツダの売上高比率が以前は90%程だったが、現在は約40%に下がった。他販の拡大により、環境の変化への耐性が身につい…