日本精工は電気自動車(EV)や自動運転向けのコンセプト製品を自ら開発し、事業の要となるベアリングなど要素技術の提案を行っている。低迷するステアリング事業ではアライアンスも活用して再起を図る。再び売上高1兆円に向けた取り組みを着実に進めている。(村上 貴規)―自動車販売の低迷による影響は「短期的な設備投資は削減の方向で進める。現中期経営計画の設備投…