ゼネラルモーターズ(GM)ジャパンは1月10日、東京オートサロン2020に、ハイパフォーマンスモデルの新型「シボレー・コルベット」(米国仕様)を日本初公開するとともに、初の右ハンドルのコルベットを2021年春に日本市場に投入すると発表した。

コルベットは1953年にデビューしたGMを代表するスポーティモデル。今回のオートサロンには、2月に米国で販売する予定の8世代目のコルベットを展示した。新型コルベットは、初めてミッドシップエンジンを搭載し、パフォーマンス、操作性や快適性の向上を図った。特に、リヤ寄りの重量配分によってストレートやサーキットでのパフォーマンス向上を図った。

6.2リットルV8 OHVエンジンに、パドルシフト付デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせる。


ボンネット、インストルメントパネル、ステアリングホイールは低く配置し、ドライバーの視認性向上を図った。ミッドシップレイアウトを採用したことからデュアルトランクとし、約375リッターの荷室容量を確保した。

日本市場向けにはコルベットとして初めて右ハンドルを設定する。グレードはカーボンパーツを採用するなど、内外装の異なる「2LT」と「3LT」の2つを設定する。

参考価格は2LTが1180万円(消費税込み)、3LTが1400万円(同)。1月10日から予約の受付を開始し、2020年7月に日本向けの正式な価格や仕様を決定、2021年春に発売する予定。