ジョルダンは、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)事業を展開するために設立した子会社のJ MaaS(東京都新宿区、佐藤俊和社長)が電通と資本業務提携することで合意したと発表した。

J MaaSは電通の出資を受け入れるとともに、MaaSに関する業務で提携する。電通が保有するネットワーク、企画力、マーケティング戦略を、事業に活用することで、J MaaSは、ジョルダンで進めてきたオンラインチケット販売を拡大するとともに、移動者のデータを活用して新たなMaaSビジネスを展開する。

J MaaSでは、鉄道、航空、バスなどの予約システムを統合してサービスを提供するための各交通事業者のインターフェースの共有化やデマンド交通、ライドシェアなど新しい仕組みを積極的に採り入れた経路の提案、天候や混雑状況など、外部環境を加味した快適な移動を実現するためのプラットフォームを提供する「MaaSサプライヤー」を目指している。

J MaaSは今後も交通事業者やサービス事業者との提携を拡大していく予定。