トヨタ自動車は、来年1月1日付の組織改正と役員人事を発表した。試作と量産の生産技術をまとめて新車開発のペースを上げる「モノづくり開発センター」を新設するほか、幹部職の領域長を2つに分け、意思決定の階層を減らす。人事では新たに4人を執行役員級に起用し、2人が退任する。豊田章男社長と6人の副社長は続投する。モノづくり開発センターは、パワートレーンカン…