カワサキモータースジャパンは11月29日、スーパーネイキッド「Z900」の2020年モデルを2020年1月15日に販売開始すると発表した。

2020年モデルは、スマートフォン接続機能を搭載するとともに、ヘッドライトやポジションランプなど全ライトをLEDライト化する。インストゥルメントパネルはTFTカラー液晶スクリーンを採用する。

また、国内仕様のZシリーズとしては初めて、発進時や加速時のタイヤの空転を防ぎ、路面に最適な駆動力が伝わるよう制御する「KTRC」と、フルパワーとローパワーの2つから選択できるパワーモードを組み合わせた「インテグレーテッドライディングモード」を搭載する。トラクションコントロールと出力特性を、走行条件に合わせて簡単に設定できる。

また、排出ガスシステム内の触媒容量を増加するとともに、レイアウトを見直すことで、排出ガスを低減、近く施行される欧州の排出ガス規制「Euro5」にも対応する。

ボディカラーは「メタリックグラフイァトグレー×メタリックスパークブラック」、「メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック」の2色を設定する。

国内の販売計画は年間600台。価格は104万5000円(消費税込み)。