LINEを活用したロードサービスの画面イメージ

MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険と、あいおいニッセイ同和損害保険は、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用したロードサービスの提供を開始したと発表した。

台風・集中豪雨の多発や夏場の猛暑などの影響で、車のトラブルを支援するロードサービス出動要請が急増している。両社が今回提供するサービスは、契約者の車が事故や故障で自力走行不能となった場合、「LINE」を使ってロードサービスを要請できる業界初のサービスとなる。

自動会話プログラムであるチャットボット機能を搭載した「LINE」のトークルーム内で質問内容の回答を選択するだけで簡単、迅速なロードサービスの要請が可能になるとしている。対象は三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保の自動車保険ロードサービス費用特約をセットし、ロードサービス提供者(安心ダイヤル)にロードサービスを依頼した契約者。

サービスの提供で、従来の電話によるロードサービスの要請と比べて時間を約5割短縮できると見ている。