CO2は気温上昇を引き起こす「汚染物質」として排出削減が求められているが、CO2を燃料や化学品の「原料」として活用するカーボンリサイクルへの関心も高まっている。経済産業省は今年2月にカーボンリサイクル室を設置し、6月にはカーボンリサイクル技術ロードマップを取りまとめている。本ロードマップでは、2030年を短期、50年を長期の目標年に設定し、費用対…