日立製作所とホンダは、傘下にある自動車部品会社を経営統合することが明らかになった。10月30日に正式発表する。

日立の自動車部品子会社の日立オートモティブシズテムズと、ホンダ系のケーヒン、ショーワ、日信工業が合併する。合併新会社は部品メーカー3社に出資しているホンダが引き続き出資する見通し。

自動運転や電動化によって自動車産業が大きな変革の波にさらされている中、サプライヤーの再編も加速している。ホンダ系サプライヤーは全体的に規模が小さい。日立オートとホンダ系の3社が経営統合して競争力の高い部品やシステムを供給できる体制を構築する。