JVCケンウッドのドライブレコーダー(参考画像)

ドライブレコーダーの販売が急増している。電子情報技術産業協会(JEITA)とドライブレコーダー協議会(JDRC)がまとめた2019年7-9月期のドライブレコーダー統計出荷実績は前年同期比52.4%増の131万5146台と倍増した。2016年度から統計をとり始めてから四半期ベースで最多となった。

前期(2019年4-6月期)と比べても21.5%増となった。茨城県守谷市の常磐自動車道で発生した、あおり運転したドライバーが後続車両の運転者を殴打した画像がニュースなどで流れた影響で、改めて犯罪の証拠となるドライブレコーダーの需要が急増している。

7-9月期の出荷実績の内訳は運行管理や安全運転指導に使う業務用が9万4980台、事故などの映像を記録するコンシューマー用が122万0166台と、コンシューマー向けが大幅に増えた。

統計はアルパインやクラリオン、デンソー、JVCケンウッド、三菱電機、コムテックなど、12社の出荷台数を合計したもの。