ブリヂストンは10月10日、従業員の健康維持に向けて2020年4月から、就業時間中の喫煙を禁止すると発表した。社内での喫煙を禁止するケースは多いが、就業時間中、禁煙とするのは珍しい。対象は本社(東京都中央区)、技術センター(東京都小平市、横浜市戸塚区)と国内工場15拠点。

就業時間中の禁煙に加え、禁煙外来の活用促進や、禁煙セミナーの実施など、医療面でもサポートする。2022年12月末に従業員全体に占める喫煙者率を30%、2025年12月末には12%にまで減らすことを目指す。

また、本社と一部事業所では、2019年8月から段階的に喫煙所を閉鎖する曜日を設定しており、順次拡大している。

同社では、労働衛生管理を強化し、従業員と、その家族の健康増進や、働きやすい職場づくりに取り組むとしている。