画面に必要なアングルのガイドを表示

 中古車の個人間売買仲介サイトを運営するアンカー(城一紘社長、東京都品川区)は9日、出品車両の写真撮影をサポートする専用スマートフォンアプリの提供を開始した。手順に沿って車を撮影すれば、出品に必要な約30枚の写真を用意できる。

 アプリは、米アップル社のⅰOS版を先行してリリースした。写真撮影のほかに、ナンバープレートを隠す加工機能も備えた。撮影機能は、画面に表示される車の形に合わせてシャッターを切ることで、出品に適したアングルの写真を簡単に撮影できるようにした。車両前方やサイド、運転席など、あらゆる場所の撮影ガイドを用意。出品用画像としてサイト運営側にそのまま送信できる。

 また買い取り保証付き出品サービス「おまかせ出品」を利用する場合の査定にも活用し、現車確認なしで全国のユーザーからの査定依頼に応えていくという。今後はアンドロイド版を用意するほか、動画機能も追加する計画。提携工場や中古車販売店も利用できるアプリの開発も予定する。