マツダが7月30日に発表した2019年上半期(1-6月期)のグローバル販売台数は前年同期比12.2%減の74万4422台と、6期ぶりに前年を下回った。

新型車への切り替えが進んでいない中国や、マツダ3がモデル末期となっていた米国などで販売が落ち込んだため。中国販売は同27.1%減の10万6345台、米国販売が同15.5%減の13万8555台となった。国内販売もCX-5やCX-8の販売が低迷し、同13.4%減の10万3811台と不振だった。

グローバル生産台数は、同10.3%減の74万7635台と、8期ぶりにマイナスとなった。国内生産は国内販売が低調だったものの、同2.0%増の52万4922台となった。北米、欧州向けモデルの生産が順調で輸出が同4.1%増の43万5128台と2期連続で前年を上回った。

海外生産はタイが同10.0%増の7万1568台と前年を上回ったが、中国が同36.2%減の9万6917台、メキシコが同45.7%増の5万4228台と大幅に落ち込み、同30.1%減の22万2713台と、6期ぶりに前年割れとなった。