トヨタ自動車系中堅部品メーカー6社の2019年3月期連結業績は、全社で営業減益を強いられた。高水準の設備投資により償却負担が膨らんでいるほか、材料費や人件費の上昇が利益を圧迫したためだ。各社は主要取引先であるトヨタの生産好調を踏まえつつ、原価低減を徹底するなどして巻き返す。今期はまた日本の消費増税をにらんでトヨタは上期に増産する意向で、各社の首脳…