大同特殊鋼は15日、ホットスタンプの金型用鋼を今月に投入すると発表した。従来品と比べて熱伝導率と軟化抵抗が高く、冷却時間を短縮するとともに、金型の長寿命化を実現できる。2020年度に1億円の売上高を目指す。一般的にホットスタンピングで用いる金型用鋼として使用される「JIS SKD61」と比較すると、熱伝導率を約1・5倍向上し、冷却時間を35%短縮…