豊田通商は12日、リチウムイオン電池の正極材となる水酸化リチウムを製造する「豊通リチウム」を福島県に設立し、2021年上期から生産を始めると発表した。新会社は、昨年1月に15%を出資したオーストラリアのリチウム資源開発会社、オロコブレと合弁で昨年10月に設立した。資本金は10億円でオロコブレ側が75%、豊通が25%を出資し、社長には豊通金属本部の…