「この工具は削れるか」や「何分でできるか」などテスト加工のニーズは高い

工具研削盤メーカーの牧野フライス精機(清水大介社長、神奈川県愛川町)は3月、2015年4月から建て替えを進めていた新本社工場を竣工した。約25億円投じて、5棟をつなぎ合わせていた旧工場を3棟に再編した。生産スペースの拡張や搬送工程を効率化し、生産能力は旧工場比約4割増の月産15台に拡大させた。従来の生産体制では「国内や需要が旺盛な海外市場のニーズ…