紆余曲折のあった三菱自動車を約15年にわたって先導してきた益子修会長CEOがトップの座を降りる。益子氏は、2000年に発覚した大規模なリコール隠しにより経営不振に陥っていた三菱自の立て直しを託され、04年に三菱商事から常務取締役として送り込まれた。05年から14年まで社長を務め会長に就いたが、16年の燃費不正問題で社長と会長を兼任。日産自動車との…