大阪ソーダは、車載リチウムイオン電池などに使用するカーボンナノチューブ(CNT)の生産を今夏にも開始する。尼崎工場(兵庫県尼崎市)で製造する。中期的に約30億円を投じ、量産体制を構築する。また、取り扱いやすさを高めるため、一般的な粉末形状に加え、分散液としても生産する。CNTは、炭素を主原料とする素材で、軽量な上に銅と比べて約1千倍の高い電流密度…