地裁は三井住友側、高裁は杉戸自側の主張を認めた

東京地裁の判決は提訴から2年4カ月後の2017年6月13日に言い渡された。被告である三井住友海上火災側の主張が認められ、最大の争点だったレバーレートは「被告が自認する6640円とするのが相当」との判断が下された。判決は「杉戸自動車周辺の修理工場のレバーレートと同程度の金額であり、地域事情を考慮しても相当な金額である」と指摘した。◆原告の算出根拠明…