電子部品大手のアルプス電気は、長時間労働の見直しを行い、浮いた残業代の一部を従業員に還元するとこのほど発表した。管理職を除く約5100人を対象に今夏の賞与から試験的に上乗せして支給。2019年度の制度化を検討する。働き方改革と並行し、年収水準の低下にも目配りした取り組みで、大手企業では異例だ。