大同特殊鋼は、星崎工場(名古屋市南区)で線材熱処理設備の能力増強工事が完了し、新設備を稼働したと発表した。投資額は500億円で、月間の処理能力が700トン拡大した。新しい設備は、同社が外販している「STO(ショート・タイム・サイクル)炉」という自社製焼鈍炉で、国内トップ級となる最大32トンのバッチ処理能力を持つ。次世代省エネ燃焼システムを導入して…