2017年度に念願の売上高1兆円を達成した日本精工。旺盛な需要に支えられたAT(自動変速機)関連の製品や産業機械用部品が大台超えのけん引役となった。一方、主力製品であるコラム式EPS(電動パワーステアリング)は、下流タイプの台頭で競争力が低下。19年度を初年度とする次期中期経営計画では収益率の向上とともに、コラム式EPSの落ち込みを補てんする新製…