曙ブレーキ工業は、約40年ぶりに機構を全面的に見直した新構造ブレーキキャリパーの量産体制を8月に構築する。当初は埼玉県の製造子会社に1、2本程度の専用ラインを新設し、順次、他工場に展開していく考え。早期の受注獲得を目指し、生産技術の確立を急ぐ。同社は新構造キャリパーに加え、新製品の技術を部分的に応用した従来型キャリパーの改良品も開発。ブレーキキャ…