トヨタ自動車の新しい車づくり「TNGA」のコンセプトを最初に導入したエンジンで、燃費改善に向けて熱効率の向上に取り組んだ。熱効率はピークを40%以上に高めた。ただ、それ以上に燃費改善で効果を示したのは、800~3200回転/毎分という実走行で使用頻度の高い中低回転域の熱効率を35%以上に引き上げたことだった。高性能と低燃費の両立では、耐ノッキング…