◆高コスト体質にメストヨタ自動車は、高コスト体質に切り込むため、すべての職場における「仕事の原単位」と「真の工数」の把握に乗り出した。製造現場に浸透しているトヨタ生産方式(TPS)の考え方を技術系や事務系にも当てはめ、慣例化した会議や分厚い資料づくり、意思決定の根回しといったムダを省いて全社的な原価低減につなげる狙い。このため、経営層が課長級や一…