「情報化社会が一層、新車市場を冷え込ませた」―。新車販売の不振に関して、日産部品山陰販売の清岡哲郎社長は複雑な表情で語る。いわゆるテレビ、新聞などのマスコミ報道が一気に購買意欲を抑え、「実態以上に落ち込んでいる」というのだ。“よく”も、“わるく”も大きな影響を持つマスコミの力は分かっていたはずだが、「今回はすごい。むしろ問題」と話す。ある意味で、…