ホンダは、第12次中期計画(2014~16年度)で国内販売100万台構想に挑み、ハイブリッド車(HV)やエアバッグ関連の品質問題でつまずく格好となった。いま問われているのは“ホンダらしさ”と表現される商品やブランドの復活と、販売網とともに強靭な体質を作り込むことだ。52歳で日本本部長に就いた若いリーダーのもとで、将来に向けた道をつくる。―就任の抱…