日本の部品メーカーで、ドイツの自動車メーカーからの受注をめぐる競争が激化しつつある。業績拡大に向けて他流試合に取り組む各企業は、フォルクスワーゲン(VW)をはじめとするドイツ勢を有望視している。2012年以降、トヨタ系はトヨタ紡織、豊田合成が欧州企業を買収し、BMWなどとの販路を取得した。ホンダ系ではテイ・エス テック、ケーヒンなどがVW向けビジ…