宇部興産は、グローバルでの成長分野としてリチウムイオン電池(LiB)材料の売上高を2018年度までに現在の100億円強から2倍以上に拡大する。中国などでの環境規制を理由に車載向けの需要が増えていることから、電解液とセパレーターの販売を強化していく。赤字が続いている同材料の収益は、16年度に黒字化する考えだ。同社では、電気自動車(EV)の普及の遅れ…