日産、中国開発の新型ピックアップトラックを世界展開 メキシコ市場に10月投入 中東にはガソリン車も

  • 自動車メーカー
  • 2026年10月9日 05:00

日産自動車は10月8日、中国で生産する新型ピックアップトラック「フロンティアプロ」を10月にメキシコで発売すると発表した。11月にはフィリピン、年内には中東や中南米市場にも投入し、2027年には豪州とニュージーランドでも「ナバラプロ」として発売を予定する。

フロンティアプロ(ナバラプロ)は中国・東風汽車との合弁会社、鄭州日産汽車が設計・開発した車両。中南米やアジア、オセアニアにはプラグインハイブリッド車(PHV)を投入する。排気量1.5リットルと2.0リットルの2つのエンジンを用意する。ガソリン車やディーゼル車も用意し、中東市場などでの発売を予定する。いずれも日産のピックアップトラック「フロンティア」「ナバラ」の名称を受け継ぐ。

メキシコ仕様はPHVで、排気量1.5リットルエンジンと容量20キロワット時の電池を組み合わせる。四輪駆動ながら、航続距離は約1000キロメートルで、システム最高出力350馬力、最大トルク660ニュートンメートルを発揮。最大3.5トンのけん引能力を持つという。価格は96万9900メキシコペソ(約850万円)からを予定する。

日産は中国事業を「商品イノベーション、車両開発、モノづくりを支える重要な拠点の一つ」と位置付け、世界に輸出することで商品ラインアップの強化と事業の強靭(きょうじん)化を図っていく。27年には中国で開発した新型車を計10モデルに拡充する方針。東風日産乗用車の電気自動車(EV)「N7」も「プリメーラEV」として、フィリピンなどで販売することを予定している。

関連記事