フェラーリ・ジャパン(ドナート・ロマニエッロ社長、東京都港区)は5月26日、伊フェラーリが同社初の電気自動車(EV)「ルーチェ」を発表したことを明らかにした。欧州では受注を開始しており、10~12月に納車を始める予定だという。国内市場でもルーチェとして販売する予定だが、納車時期は未定。価格は7623万円(消費税込み)に設定した。
同モデルはフェラーリとして2車種目の4ドア車だが、初の5人乗りとなる。デザインは、フェラーリ外部のデザイン集団「ラブフロム」が担当した。
四輪駆動(4WD)で、フロントの最高出力105キロワット、最大トルク140ニュートンメートルのモーター2基と、リアの310キロワット、355ニュートンメートルのモーター2基で駆動する。高出力モードでは時速100キロメートルまで2.5秒、200キロメートルまで6.8秒で到達する。実際に電動アクスルで発生した金属の振動を音源に、車内外へ作動音を伝えるシステムも盛り込んだ。
バッテリーの容量は122キロワット時。最大350キロワットで充電した場合、20分で70キロワット時まで満たせる。
ボディーは高強度のアルミ材で構成し、ホイールはジェットエンジンのタービンに着想を得た空力性能を高められる形状とした。出力や速度、バッテリーの残量などはデジタルと機械式計器を組み合わせた多層ディスプレーで表示するなど、内装の仕上げにもこだわった。


















