免許自主返納の想定年齢 移動手段への不安で高齢化 パーク24が調査

  • The Paper, 交通・物流・架装
  • 2026年2月19日 05:00

 パーク24が、自動車ユーザーを対象に実施した調査によると、年齢層が上がるにつれて運転免許の自主返納の想定年齢が高まる実態が明らかになった。全体では「76~80歳」とする回答が最も多かったが、60歳代以上になると、「81~85歳」とした割合が32%、「86~90歳」が9%とそれぞれ10ポイント、5ポイントほど他の年代と比べて高かった。同社は「返納の必要性は理解しつつも、自身の運転はまだ問題ないと感じ、将来的な課題として考えている層が一定数存在する」と指摘している。

 2月9日に発表した調査は、自主返納の想定年齢について「50歳以下」を下限、「91歳以上」を上限に5歳刻みで回答を求めた。20歳代以下や30歳代の場合、75歳以下と回答した割合が5割を超えたが、40歳代以降は年齢に比例して返納想定も高齢化した。自らの技能に対する自信に加え、「返納後の移動手段に対する不安が返納時期を先送りする要因になっている可能性もある」(同社)とみられる。

 自主返納を検討した経験の有無も調べた。40歳代までは5%以下と、返納を意識していないユーザーが大半を占めているが、50歳代になると12%に上昇。60歳代以上は23%にまで増えた。

 返納を検討したきっかけは、47%が「操作ミスによる交通事故のニュースを見たから」で最も多かった。次いで「免許証返納に関するニュースを見たから」が19%、「体調面・体力面などで運転に自信がなくなったから」の11%が多かった。

 調査は同社の会員組織「タイムズクラブ」の4927人を対象に、2025年8月29日~9月9日にインターネットで実施した。

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